神奈川県茅ヶ崎市の公立小中学校は、特別支援学級が一部の学校にしか開設されていません。そのため、自分の住んでいる地域の小中学校に特別支援学級が開設されていない場合、本来とは異なる地区の小中学校への通学を余儀なくされます。 他方、神奈川県内の他市町村の状況としては全校設置が当然であり、茅ヶ崎市と同様全校設置されていない藤沢市・鎌倉市でも全校設置を目標として増設を進めることが明らかにされています。 以前、平成23年に市議会に特別支援学級の増設を求める陳情を提出し採択されましたが、茅ヶ崎市の方針は「全校の半数を目標に増設を進める」というものでした。平成24年度に中学校2校、平成26年度に小学校2校と中学校2校に支援級が増設され、半数設置の目標が達成された後も新たな目標設定も明らかにされず新規の増設計画も一切不明です。 ここで、あらためて特別支援学級の全校設置を目標として計画を進めるよう茅ヶ崎市に求め、関係機関への働きかけを行っています。